BMW「1シリーズのMはない。むしろX7のMモデルを作ったほうがビジネス的に優れる」。そのココロは?

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| 残念ながら、1シリーズのMモデルは登場しそうにない |

BMWはつい先ごろ新型1シリーズを発表したところで、これはFFプラットフォームへとスイッチしながらも、トップレンジのM135iでは302HPを発生する強力なエンジンを搭載しすることが特徴。

そうなると当然「さらにハイパワーな」Mモデルを期待してしまうところですが、BMWはいわく「1シリーズにMモデルはない」。

これはカーメディア「AutoExpress」が報じたもので、BMWのプロダクトラインアップを管理する重役、カルステン・ブライズ氏による言とのこと。

Mモデルに必要なのはアピール力

この理由についてはいくつかあって、1シリーズのMモデルは「アピール力に欠ける」というのが主なもの。
当然ながらMを名乗るには相応のチューンが施されることになりますが、それによって価格も上昇します。
そしてその価格上昇は「自社内上位モデルとの競合」を招き、ビジネスとしては「よろしくない」ということのようですね。

そのため「価格とパフォーマンスとのバランスを考えると」現在のトップレンジであるM135iがベストだ、ということになるのだと思われます。

なお、BMWは以前に「Z4にMモデルはない」という発言も行っていますが、それについては「そもそもZ4のMモデルには需要はない」という理由。
Z4 Mを発売すれば1000万円近いモデルになると思われますが、そうなると中古含め、市場には様々なZ4 M以外での同価格帯を持つ選択肢があり、その中でZ4 Mを選んでもらうのは難しいだろう、ということを示唆しています。

以前にM部門を統括していたアルバート・ビアーマン氏はヒュンダイへと移籍し、BMWに対して「Mモデルを連発しすぎる」という批判を口にしているものの、BMWは「Mモデルについて、要不要をラインアップごとに判断している」ということになりそうです。

M2、M3、M4、M5は”Mのコアモデル”

一方で、カルステン・プライズ氏は「M2、M3、M4、M5はMモデルの中核」と表現し、それぞれの存在意義があり、需要があるために”絶対に無くなることはない”とコメント。

さらに同氏はX7 Mについても言及し、X7の場合は1シリーズのMとは逆に「アピール力があるため」その存在意義があるといい、”ビジネス的には価値がある”ともコメント。

これには「X7 Mは他の自社ラインアップを食わず、他社モデルを食える」「利幅が大きい」「フラッグシップのMモデルはブランドイメージを向上させることができる」という意味合いが含まれているのかもしれません。

実際にアメリカ市場からは相当な要望があるといい、近い内に「X7 M」が登場するかもしれませんね。

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Source: Life in the FAST LANE.

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